文量★★ しっかり(3889文字)
考察座の座長に移築許可を頂いたので、預言の季節終了当時の考察諸々。
プロフィールにしれっと書いておりますが、おいら考察は小説にするタイプでして、”七つ星のsky物語”と言うタグで、Twitter連載をした作品があります。
なんで考察を小説にしてるのかと言いますと、おいらが思う「預言の季節とは?」という光景を説明するのに最も適していたのが物語だったから、という理由です。
「それって考察じゃなくて創作じゃ?」と問われると、「そうだよ」としか返しようがありませんので、この先はそれを了承の上お進みくださいませ。
預言当時の作品と、なぜそう書いたかのまとめ。
【七つ星のsky物語 預言の季節】
twitterモーメント https://twitter.com/i/events/1578751713049051136?s=20
twitter作品ツリーのトップ https://twitter.com/yukitotakahashi/status/1335580738746339329?s=20
pixiv https://www.pixiv.net/novel/series/1468911
とりあえず作品リンクを貼りまして。モーメントにはここの内容と同じことが書いてあります。
(モーメントが死んでしまって、ここに移築したという経緯)
【預言の季節は何だったか】
おいらは『王国の建国神話だった』と思っています。
「預言者の季節 ー原初の物語(中略)これから迎える季節は、王国の歴史に迫る、はじまりの物語です。プレイヤー達は孤島に誘われ、忘れ去られた預言者の石窟を舞台に新たな冒険へ乗り出すことになるでしょう。
この背筋がひやっとするような新エリアで、あなたは祖先たる精霊の一団に出会い、彼らにまつわる古の謎を、彼らによって示される、試練と協力の新たなゲームプレイを通して紐解いていくことになるでしょう。」
(https://thatskygame.com/ja/news/teaser-season-of-prophecy )より引用
【石窟の壁画】
詳しくは非公式考察wikiに行ってもらうとして
( https://wikiwiki.jp/archeosky/%E9%A0%90%E8%A8%80%E8%80%85%E3%81%AE%E5%AD%A3%E7%AF%80 )
預言は建国神話じゃないかと思う、という話。(こういう説明がうまくできる気がしないから小説にしたんだけどな!という心の悲鳴)
預言の季節は、『王国の歴史の始まり』で、王国をつくった時の事だろう。
イベントクエストの報酬では、壁に次々と壁画が現れる。火までのすべてをクリアするとその壁画に金色で描かれる人物が追記される。金色の人は、それぞれのを進み、4つの光を持って出てくる。その4つの光を分け、それそれを別の精霊たちが使う。最終的に、金色の人を中心に、各地と大精霊らしき姿が描かれる。
この壁画部分が「建国神話」で、預言者たちはその様子を若い精霊たちに教えているのではないか。
試練は、この金の人が乗り越えた苦難を再現したものではないか、という思考で書いた物語でした。
【預言とは何だったのか】
※当時はオープニングムービーが現行と違いました。
旧オープニング(2021年5月29日以前)
神代の時代 銀河の煌めきは永遠を約束されていた
その日 過ちを犯した星々は空を追われた
落日の祖先たちは 地上に自らの王国を築こうとした
だがその試みも 長くは続かなかった…
数え切れぬ年月を経て 我らは使命の子らをここに迎える
汝よ旅立て 彷徨えし記憶を紡ぎ 彼らを天へと帰すのだ
預言の季節当時、旧オープニングでは星々が天から落ちて王国を築いた、とされています。その落ちた星々=精霊たちを天へと返すのが星の子たち。精霊たちは天に帰るもので、それを願い生きていたのだろうと考えています。
では、水の試練で示された預言とは何だったのか、それは暴風域のあの山のことだったのではないか。『そこに行けば天に帰れる』と。石窟の壁画、水の試練で示される山、それは、星の子が天に向かう時に通る道筋、原罪山とそこから延びる光が一致している。
と、仮定したときに、続く地の試練は何を示したのだろうと考えて、思い出したのは、天空に至る途中の道だった。見上げんばかりの大きな建物の中を通り抜け、先を塞ごうとするものを壊して進む光景。それは、天に至るのには肉体も栄華も捨てねばならないと言うことなのかと
水の試練が暴風域、地の試練が原罪後の天に至るまでの壊れていく城(のような建物)を通り抜ける光景、という仮定に更に仮定を上乗せして、風の試練は何だったのか?という問に、それは『精霊の身体で、それらを越えることがいかに困難か』ということの体現だってのかなと。翼を持たないで天へと向かうと考えると、風の試練の「最も高いところへ、翼を使わずに辿りつく」というのはそのままだ。
最後に、地の試練。それは闇の脅威だと思う。モヤモヤ君(闇フクロウ?)が、『闇の脅威そのものを、正確に捉えきれなかった(姿がわからないのであんな形になっている)』という説を見て、当時とても納得した。
試練で描かれる光景が、どことなく無味乾燥なのは、精霊達が下された預言を具現化する際に、その全てを拾いきれなかったのではないかと思っている。
【預言者たちと、その記憶の中にでてくる8人の若者たちは何だったのか】
まぁ、その、作品を読んでもらえれば早いのですが。(←素人作品なのに2万文字強をさらっと強要するんじゃない)
先生と生徒たちであったのだろうと思っている。
そもそもモブじゃない他の誰がが記憶に出てくる事から珍しい(当時は峡谷のジャンプ精霊くらいだったかと。それも、再訪期間のみで、今のようにイベント精霊が常時いる状態ではなかった)のに、4人全員に8人の若者達が共通して出てくる。それは、『4人全員に共通して、特別に印象深い8人』だったのだろうと思う。
預言当初のニュースページでは、精霊たちの体が小さく描かれていた。ディザー風景と、実際の精霊達が明らかに体格が違うのは、『預言を受けた当時、預言者たちも子どもだった』のではないかと解釈しました。星の子の石窟は、孤島より後の時代の……封印が雨林だから、雨林時代の石窟かなと思う。
https://www.thatskygame.com/ja/news/teaser-season-of-prophecy より引用
【試練の前に灯す白いロウソクの本数】
預言の小説を書いたきっかけ。
試練のロウソク。犠牲者の数説が多いのは知っているけど、あれは『金色の人が試練を越えた時のメッセージキャンドル』として解釈した。 ロウソクの本数が話題になった時、あれは、犠牲者そのものよりも、まるで、祈りの数のようだと思ったから。
水の試練で8、地の試練で7、風の試練で10、火の試練で41。『試練の最中に点けた火(安置&ロウソク)の数』が、体感でこんな感じだった。でも、そこでふと、光景がよぎった。火の試練の安置から安置までのロウソクは、一体誰が立てたのだろう、と。
金の人以外に、壁画には8人の人物が倒れた姿が描かれている。もしも、試練が今と同様の順番であったのなら、少なくとも火の試練で倒れている二人は、これまでの水から風の試練を越えた者だったのではないかと。8人の精霊たちと金色の人が、共に試練を超えたのではないか、と。
火の試練の闇の中。もしも、仲間と共にそこに挑んだのなら、中で分断されたのなら。そこに、目印にメッセージキャンドルを残すだろう。それに、火の試練は、時折道が二手に別れる。 ……そこまでが、繋がった時に、今回の光景がハッキリと焦点を結んだ。
後から来るはずの仲間を信じて、闇に一つ一つ楔を穿つように、ロウソクを立てて進む精霊の姿が。その後を一つずつ火を灯して、仲間の言葉を辿っていく姿が。命を賭けて進んだ痕跡が、後の者へ道を切り開いたのでないか、と。
各試練を始めたスタート位置には、メッセージキャンドルを残す台座がある。金色の人が試練を超えた時、壁画で描かれた時にもメッセージキャンドルがあったのなら。水の試練には8人が全員いる。そこに金色の人が後から合流し、水の試練で二人減る(7本)。地の試練でさらに二人減り、5人になった一行が、水の試練と風の試練で減った者達の生存を信じて、それぞれメッセージを残したら、10になる。
ここまでくれば、考察というか妄想だけど(笑)
預言が、石窟の壁画のように、金色の人が試練を越えて王国を形作る様子を示したのなら、何故預言者達は石窟に居るんだろうなという疑問があって。これが滅びを預言したんならまだしも、王国の繁栄を示してるんなら、もっと(政治的にも)待遇良くても良いんじゃないか、と
じゃあたぶん、預言者達は自分の意思で石窟にいるんだろうと考えたときに、その理由は合理的なものではなくて、何らかの感情に由来するんだろうなと思った。例えば、後悔や自責や、使命感なんかが。
そうやって、おいらの物語を形作っていきました。
金色の人をこどもにしたのは、星の子の翼をもらう前が、壁画の人物に最も似ているから。
【8人部屋の8つの墓碑】
八人部屋の丁寧に祀られた八つの墓碑。あれは、本当に特別な墓碑なのだろうと思っていて。預言の季節を見た後は、あの場所は『草原時代の暴風域頂上』なのかもな、と思っている。
あの場所から暴風域が見えないこと、前後の移動が草原の現エリアと繋がってるように見えないこと、書庫のようにエレベーターで上へ上がるところ、光の柱が立ち上がるところ。根拠になるものは、どれも決定打には弱いから、そうなのかもなぁ、と思うだけだけど
と、当時からそう考えていて、砕ける闇の季節になってから、もう一つだけ決定打には弱い理由を追記したい。
あの場所は、シャードの影響を受けないのだ。イベント中から、2023.6.6現在のアップデートでは、シャードが落下したことがなく、また、同時に噴火時間に暗くなることもない。
同時に、彩なす日々では更に上空が拡張され、イベント後半は中央の光の柱から上空に打ち上げられる、らしい。
地図が実装されて、8人部屋も草原の中に描かれている。なので、『草原時代の暴風域頂上』という説は、正直違うんじゃないかと言われればそうだと思う。
打ち上げられる上空の空の色は、天空に似ている。
それをみて、石窟を思い出す程度には。おいらはまだ、8人部屋が特別な場所なんじゃないかという考えから離れられないでいる。